


観音殿に、幀畫の十一面千手観世音菩薩像を奉安している。
大雄宝殿の三尊仏の後仏壁画に、薬師如来仏には日光菩薩と月光菩薩を、毘盧遮那仏には文珠菩薩と普賢菩薩を、阿弥陀仏には観世音菩薩と大勢至菩薩像を奉安している。

早春、風が吹くと、大粒の涙を落とすようにぱらぱらと落ちる椿の花を見るために、禅雲寺には大勢の観光客が集まってくる。禅雲寺は真冬の寒さに耐えて春一番に花を咲かせる椿と秋になると参道を埋め尽くす彼岸花がとても美しく、花見を兼ねて出かけてくる人たちでにぎやかになる。
しかし、いつもの禅雲寺は静かである。建物は派手な飾りがなく落ち着いていて、多くの高僧を輩出しているにもかかわらず、それを表に出すことはない。境内からにじみ出る歴史と伝説は、禅雲山の絶景と美しい花に劣らず魅力的である。
天王門では四天王像が汚職を働く悪どい官吏と淫らな女をしっかりと踏み付けているのを見ることができる。四天王をじっとみていると、ギョロリと目を開いて、人々に偽善と欲を捨てろという強烈なメッセージを送っているような気がする。
禅雲寺を取り囲んでいる石垣は他の寺院にくらべて低い。境内がのぞけるほどの高さに積まれた石垣を見ていると、寺院と世俗の間を隔てていないようで、親近感を感じさせる。
〒585-932 全羅北道高敞郡雅山面三仁里500番地
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