


極楽殿の阿弥陀仏の脇侍仏に、観世音菩薩像を奉安している。

1910年僧侶の韓龍雲・朴漢永らにより創建された曹渓寺は、1700年におよぶ韓国仏教の歴史と伝統を代表する宗団である大韓仏教・曹渓宗の総本山として韓国仏教の中心としての役割を果たしている。
曹渓宗は釈迦牟尼の教えを根本にし、直指人心、見性成仏、伝法度生を宗旨としている。基本となる経典、つまり所依経典は金剛経と伝灯法語で、座禅流儀の一つである看話禅で修行している。
また、ファソンである参禅遂行を根本にして看経と念仏、呪力修行などあらゆる仏教の伝統を受け入れている。
曹渓寺の境内には大韓仏教・曹渓宗の総務院があり、2005年11月、韓国仏教歴史文化記念館もオープンし、名実共に韓国仏教の中心に立つ寺院となった。
創建100年ほどになる曹渓寺は他の寺院に比べて歴史は長くないが、波乱万丈な近代韓国の仏教の移り変わりを見守ってきた。
午前4時から夜遅くまで、韓国人だけではなく外国人も、また、仏教信者じゃない一般の人まで、心の安らぎを求めて大勢の人が訪れている。さまざまな仏教関連の行事も開かれ、韓国の仏教文化を垣間見ることができる開かれた空間でもある。
日曜日の定期法会や各種の斎日法会には多くの仏教信者が参加し、平日に開かれる各種の仏教関連講座には一般人も参加しているなど、布教一番地としての役割を果たしている。
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